◎二条城 桃山文化の粋 |
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三代家光が後水尾天皇の行幸を仰ぐため拡張整備し、 伏見城の遺構で、本丸や天守閣を構築。 家光の実姉、二代秀忠の娘が、天皇の女御・東福門院。 東福門院を間にした徳川と天皇家の交流の場所、又徳川の威勢を京都の人々に誇示する目的も有りました。 国宝となっている二の丸御殿は 桃山時代の武家書院造りの代表的な建築で 御殿の輪郭が雁行状に建ち並んだ壮麗な物です。 庭園も、小堀遠州が苦心して作った池泉回遊式庭園、 御殿内の桃山文化の粋の襖絵は、 幕府の威光を最大限に高める座敷飾りになる様、 狩野派によって画かれています。 御殿内の廊下は鴬張り、歩くときゅっきゅっと鳴り曲者を知らせるセキュリティ装置になっています。 この立派なお城も、1750年五層の天守閣は雷火によって焼失、 その上、1788年天明の大火によって本丸御殿も焼失してしまいました。 1893年(明治26年)御所内にあった桂の宮御殿を移築して 本丸御殿としたものが現在の姿なのです。 これは、宮御殿の完全な形で残されている唯一の建物で、重要文化財。 二の丸庭園のような池泉庭園は王朝の昔からの典型的庭園でした。 湧泉の多さは、盆地の底と言う土地柄・湖底的風土から来ていて、 京都は池泉の都とも言えるほど、 王朝時代の邸館は必ず広大な苑池を持っているのが特徴でした。 お城の建築だけでなく、庭園も忘れず散策を。 花々の隠れた名所です。梅・椿・桜・藤・・・季節季節の多種類の花が楽しめます。 |
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見所 | 二の丸御殿(国宝)・本丸御殿(重要文化財)・庭園・天守閣跡など | ||
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所在地 | 京都市中京区堀川通二条:075-841-0096 午前8時45分〜午後4時まで(閉場5時) 本丸御殿の入場は午前9時〜午後3時まで |
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観覧料 | 大人600円 中高生350円小学生200円 本丸御殿は別に中学生以上300円が必要 | ||
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駐車場 | 約250台・2時間まで600円 | ||
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アクセス | 市バス:ニ条城前地下鉄東西線:二条城前駅下車 |
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