"きものさんぽみち"のきものでお出かけ 祇園の御茶やさん体験会を開催しました。 |
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ずいぶん前からメンバーみんなの憧れ 『祇園の御茶やさんへ 着物で遊びに行く』
というのを挙行しましたっ!
一夕、大石蔵の助のように
とまでは行かなくても 祇園で遊んでみましょうか・・・
会場は四条花見小路をほん少し下がったところに有る
本格的なお茶屋建築を丁寧に残す
お茶屋さん「吉うた」さん へ |
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ここの女将さん高安美三子さんは、夫が師事する狂言の茂山千之丞先生の姉弟子(40年の大ベテラン狂言役者)さん、
費用や何やかやと、実現は無理かなと思っていましたが、ご好意で会がもてました。
女将さんは、祇園の舞妓さん・芸妓さんを経て名物女将さんになられた方です。
♪月はおおぼぉろに ひがぁしぃやぁまぁ ♪
という「祇園小唄」は、この御茶屋さんに作家が滞在中に作詞し昭和初期に大流行したと言う歴史も有る立派なお茶屋さんです。
当日は、もてなしの文化を体現されている実体験に裏打ちされた、魅力一杯の洗練された話に惹きこまれる事から宴が始まり。
お姉さん芸妓さんの三味線をバックの、生き人形のようなかわいらしい舞妓さんの踊りに魅了され、
何もかも夢のような一夕が過ぎて行きます・・・ |
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「こんばんわ」「ようおこしやす」と案内され、御茶やさんの二階へ上ります。上ったところ、 階段の「踊り場」 (畳2枚分ぐらいの磨き上げた板の間) が普通よりぐんと広く取ってあります。
ここが踊り場と言う語の語源ともなった舞いの舞台。
祇園・御茶屋さんと言うと一見さんは入れない、と言われています。一見さんが断られるのは、もったいぶっているのではありません。 舞妓さんやお料理 手土産、何でも手配準備してもらえます。当日も支払いなどせず「ごちそうさん」と帰ります、全て後払いの信用取引。これはやはり知ってる人か、紹介がなくては商いがたたなくなります。こういう理由があるのです。 |
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地方さんの唄・三味線の渋い音色にあわせ、
ほんまにお人形さんのような舞妓さんの舞いを堪能!
井上流の舞(踊りとは言わないのです!) |
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舞妓さんから
花名刺を貰いました。
「お金が舞い込(舞妓)む」
芸妓さんのは
「もっと(=元)舞い込む」
と語呂合わせ
験(縁起)の良いものと
女将さんから聞いてみんな大喜び |
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舞妓さんは携帯電話は所持禁止だそう。
祇園一帯には
直通電話網が完備されていて必要ないらしいです。 |
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舞妓さんに『苦しゅうない』『近こう寄れ!』なんて悪乗りしてる人もいました・・・ |
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『マッおひとつどーどすか』
とお酌してもらって、
思わず「きゃー」なんて、
誰ですかはしたない |
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舞妓さんとツーショット
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女将さんとツーショット |
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舞妓さんの豪華な帯留
衣装にも目が吸い寄せられてため息 あぁ・・・ |
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「瓢樹」さんの
美味しいご馳走
も戴けて
満足 満足 |
【さてこの日 一番盛り上がった 舞妓さんとメンバーの共通話題!】 悪代官が帯を引っ張り 『あれーっ』とか言いながら、くるくると回らされ 帯がほどけるかどうか、
あれをいっぺんやってみたかった・・・と言うもの。
俄然、舞妓さん・お客さんの枠が外れ大騒ぎに! (双方いっぺんに地が出てたような気が・・)
こないだも “きものさんぽみち”のメンバーが実験したと言ってたわ、 かなり普遍的に、興味を引く事柄なのですね! ・・・で舞妓さんが、お姉さん株の舞妓さんとの実験結果!
帯は無理だった、 しかし帯の下の「しごき」(紅色で帯の下にぐるぐる巻く長い布地)で 試みたら大成功!
だったそうです。 いっぺんあなたもやってみません ふふ |
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